海辺の叙景

音楽の話などをします

イメージ 1月29日 (他のSNSに投稿していたものです)

 数日前になんとなく思いつきで文章を書き始めましたが、これがなかなか面白いです。
恥ずかしながら、僕は普段活字を積極的に読んだりはしません。ギャグ漫画を読んでいる時ですら、セリフが多いページは読むのが億劫になるくらいです。ただ、ここ1年ほど、人と話したりする機会があまりなかったからか文章が書きたくなりました。

 「自分はこういう人間だ」と断定したくはないのですが、僕は論理よりイメージが先行してしまう人間なようです。
活字を読むのがあまり得意ではないので、これまで文章を書くことなんて考えたこともありませんでした。
しかし、ある時ふと「ちょっとした文章なら書けるかもしれない」というイメージが湧いてきたのです。実際書いてみると、かなり面白く、周りの反応はともかく新しい趣味を見つけられた気がしてなんだか気分が良いです。

 高校時代、作曲をろくにやったことがないのにCDを作ることを宣したり、ライブの企画どころかライブをしたこともあまりないのにスタジオライブを企画したりしましたが、それが僕にとって、大きな一歩になったりもしました。
 イメージが先行すると結構思い切った行動にでることが可能なのかもしれないと、今になって思います。
しかし、イメージが先行するとケガをすることも多いです、物理的なケガもあれば精神的なケガもあります。

 小学六年生の、たしか夏頃の話です。
 一般的に、人間の小学六年生というとそれなりに論理的な思考ができるようになってる頃ですよね。
少なくとも大人のオランウータン並の、或いはそれより立派な、論理的な思考力を持っているはずです。
僕は友人3人と自転車で公園まで来ていて、することもなくグダグダと過ごしていました。
そうしていると、僕は、公園に高さ1メートルはある「舞台」が会ったことを思い出しました。
そして、「僕は自転車であの舞台から大ジャンプを決めることができるかもしれない」というイメージが湧いてきました。
友人たちが止めに入るのを退け、僕は自転車を舞台の上まで運びました。

 そのあと僕の身に何があったかは言うまでもないです。精神的にも物理的にもケガを負いました。近くのベンチに座ってるおじさんにも慰められました。ショックを受けケガをした僕はすぐさま家に帰りました。

 あの日のことは忘れません。小学生の頃の思い出というとそれぐらいしか思い出せないくらい強烈な出来事でした。

 ついイメージが先行してしまうのは癖ですし治すこともできなさそうです。
これからもそんな自分の性格と付き合っていこうかと思います。