小学生並
小学生の頃の遊びに「パクって、ルールー」という遊びがありました。正式に名前があったかどうか思い出せないので、とりあえずこの場では「パクって、ルールー」としましょう。
遊び方はごく簡単。
「パクって、ルールー」
「パクって、ナイナイ」
「カレーの、ルールー」
「カレーの、ナイナイ」
この4つのうち1つを選び、リズムに合わせて歌います、それを何度も繰り返す中で同時に同じフレーズを歌ってしまった場合、その歌ってしまった人間が脱落していき、最後に残るものが勝者です。
ここまで書いてみて、ふと気づきましたが、最後に2人だけ残ってしまったらどうするのでしょうか、覚えていません。
それに加えて、大人数だと誰と誰が被ったかなんて、瞬時に判断できたのかどうかもあやしいです。
こういうルールの曖昧さが何だかリアリティがあって良いですね。この、「パクって、ルールー」の発案者のY君は元気にしているでしょうか。
僕はもの好きな小学生だったので、よく児童館や学校で一輪車やコマの練習をしていました。1人でもくもくと練習をするのも結構好きでしたが、やはり何人かと一緒に遊んでみたいわけです。一輪車やコマには明確なルールがなかったので自分達でルールを作ります。
たいてい、欠陥のあるルールなのですが、そのように自分達で決めて遊ぶというのはなかなか面白いですよね。
いつまでも少年の心を持とう、などの常套句で締める気はさらさらありませんが…
(今まで「常套句」を「じょういんく」と読んでいましたが、正しくは「じょうとうく」と読むということに僕はここで初めて気づく)
少年の心を持つ、持たない以前に、僕は小学生のくらいの時からあまり成長していないのかもしれません。