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海辺の叙景

音楽の話などをします

大麻


 夜遅くに家に帰ってきた父親の手にはビニール袋がぶら下がっていた。もう寝ようと思い、自分の部屋のベッドに入っていた僕の横まで父親はやってきて、「いいものがあるんだ」とビニール袋から棒状のお香のようなものを取り出した。お香を立てる道具がその場になかったので、ビニール袋を下に敷いて、その上にお香を寝かした。なんだか嫌な予感がしていたが、僕が止める前に父親はお香に火をつけた。燃えるお香からは甘い香りのする白い煙があがり、あっという間に部屋は煙で満たされた。煙を吸ってしばらく経つと、ベッドで寝そべっていた僕の脚は震えてきて、今まで感じたことがないような気持ち良さを感じた。性欲と似て非なる快楽が下半身から込み上げてくる。父親はニコニコしながら何事もなかったかのように部屋を去っていったが、僕はこの棒状のお香が実は大麻だと気付いていた。まずい、このままでは僕は逮捕されてしまう。ただ、今回は故意に吸ったわけではないし、本当に僕は大麻を吸った罪を犯してしまったことになるのだろうか、いずれにせよ僕は大麻を所持したことで罰せられるのだろう。いろいろな考えが頭をグルグル廻ったが一先ず大麻の火を消し、袋ごとどこかに捨てようと考えた。しかし、どこに捨てればいいのだろうか、家庭ゴミに出したらバレてしまうのだろうか、いや、それとも正直に警察に届け出たほうが良いのだろうか。このままでは僕は逮捕されてテレビに取り上げられこの世界から干されてしまう…ここまで来たら干されてしまった後の計画でも立てたほうがいいのだろうか。今すべきことが何なのか、わからなくなってしまった。

という夢を見ました。

 念のため書いておきますが、僕はドラッグを一切やっておりません。